こんにちは。
こんな英文を見つけました。
(1) Happiness can be defined, in part at least, as the fruit of the desire and ability to sacrifice what we want now for what we want eventually. (The 7 Habits of Highly Effective People / Stephen R. Covey / Free Press / 2004 / Page 48)
*happiness : 幸福 ←happy 幸福な ( hap : 偶然、幸運 + y : 〜 でいっぱいの、〜 でおおわれている)
*define : 定義する ← ラテン語 definire 境界を画する、定義する
← de : 完全に、全く ( ← 〜 から下へ、底まで、すっかり ) /
finire : 境界を定める、定義する ← finis : 境界、終わり
*define A as B : A を B と定義づける、A を B として定義する
→ この as には、「 as の前後をイコールで結ぶイメージ ( 英文法は語源から学べ / 2025 /
渡部雄太) 」があります。
*in part : 一部、( 完全にそうだとは言えないが ) ある程度までは
*at least : 少なくとも、最小でも、最低でも
*in part at least : ( 完璧な定義ではないかもしれないが、完全に真実ではないかもしれないが )
少なくとも、ある程度までは
*fruit : 果物、果実 / the fruit(s) of 〜 : ( 仕事や活動等 ) の成果、良い結果
*desire : 強い願望、欲望、desire to + 動詞の原形 : 「 〜 したいという願望 」
← ラテン語 desiderare あこがれる、熱望する
( de 〜 から + sidus 星 : 「 星がもたらすものを待つ 」)
*ability : 能力、ability to + 動詞の原形 : 「 〜 する能力 」
*sacrifice : 〜 を犠牲にする ← ラテン語 sacrum ( 聖なるもの、犠牲、いけにえ ) +
facere ( する、つくる)
*sacrifice A for B : 「 B のために A を犠牲にする 」
*eventually : ( いろいろな事が起きた後で、しばらく時間が過ぎた後で ) 最後には、結局は
Happiness can be defined, in part at least, as 〜 の部分を見ていきます。
can ( できる ) と know ( 知っている ) は語源が同じです。( c..n ≒ kn..)
この can は、「 可能 ( 性 ) 」をあらわす「 できる 」です。
can は助動詞ですから、後ろには必ず 「 動詞の原形 」が続くので、
can be になっています。
can be defined の be defined という形は、「 be 動詞 + 過去分詞 」ですから、
受動態 ( 〜 される ) です。
Happiness can be defined, in part at least, as 〜 は、
「 幸福は、少なくともある程度までは、〜 として定義されることができる 」です。
次に、the fruit of the desire and ability to 〜 のところですが、
the desire and ability to 〜 は、「 〜 したいという願望と、〜 する能力 」であり、
「 〜 するという願望と能力 」です。
sacrifice what we want now for what we want eventually のところで、
二つの what は、「 もの、こと 」という意味を中に含む関係代名詞です。
what we want now という「 節 ( 主部+述部を含む語群 ) 」が、
一つの意味のまとまりになっていて、「 私たちが今欲しいもの 」です。
what we want eventually という「 節 ( 主部+述部を含む語群 ) 」は、
「 私たちが最終的に欲しいもの 」です。
sacrifice what we want now for what we want eventually で、
「 最終的に欲しいもののために、今欲しいものを犠牲にする 」です。
the fruit of the desire and ability to sacrifice what we want now for what we want eventually
の部分は、
「 最終的に欲しいもののために、今欲しいものを犠牲にするという願望および能力の成果 」です。
( 1 ) の試訳 : 幸福とは、少なくともある程度までは、「 最終的に欲しいもののために、今欲しいものを犠牲にするという願望および能力の成果 」と定義することができる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
高校レベルの英文法:教科書よりも原書で No.32 関係代名詞の what
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