高校レベルの英文法:教科書よりも原書で No.7 同格の that 節


こんにちは。

こんな英文を見つけました。

(1) So much for the notion that billionaires are always brilliant and wise. (雑誌 TIME)

「So much for ~」ですが、「~の話はこれくらいにしよう、~についてはこれでおしまい」
という意味で、何かの話題について、もう話し終わったということを示す表現です。
さらに、「(何かの行動・考え等) が役に立たなかった、望む結果を生みださなかった」
という意味にもなります。
ここでは、「(~は) もう終わりだ、もうだめだ、(~なんて) そんなもんだ」という意味です。

notion は「考え、意見」ですが、
「漠然とした考え」・「個人的な見解」を意味することもあります。

この notion の具体的内容については、
that billionaires are always brilliant and wise」という「」(clause/ 文の一部で、
「主部+述部」を含む。)で表現されています。

notion と「that billionaires are always brilliant and wise」という節は、
同格 apposition」です。

notionthat billionaires are always brilliant and wise
notion that ~」で、「~という考え」です。

この that は接続詞で、遠くのものを指して「あれ」というときの語感があって、
「考え (notion)、それはねえ (that)」というふうに、相手の注意を引く役割があります。

billion は「10億」で、billionaire が「億万長者」です。
brilliant (← 語源は「光る、輝く」) は、「きわめて頭が良い、際立ってすばらしい」で、
wise は、「(経験や知識があるので、判断力に優れていて) 賢明な、思慮分別のある」です。

(1) の試訳:「億万長者が常に優秀で賢明であるという考えは、もう通用しない。」

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