こんにちは。
こんな英文を見つけました。
(1) There are so many ways to be creative that don’t involve a lot of money. (雑誌 TIME)
There are ~~ は、「~~がある」です。
「There 構文」(There + be 動詞 + 主語)(~がある / ~がいる) は、
「存在」をあらわす構文です。
この There は、be 動詞 (← 「存在する」の意) の後ろに
「新しい情報」が出てくることを予告するので、
preparatory there (準備のための、前置きの there) とも呼ばれます。
この There は弱く短く発音されます。
way は「方法」。「way + to + 動詞の原形」は、「~する方法」です。
ways to be creative は「創造的である方法」。
so many は、「そんなに多くの、とても多くの」です。
so は many の意味を強調しています。
involve は、「~を必然的に (必要なものとして) 含む、中に巻き込む、中に含む」です。
involve の語源は、「中に転がす、包む」という意味のラテン語 involvere です。
a lot of money は「多くのお金」。
「that don’t involve a lot of money (多くのお金を必要としない)」は、
前の ways を説明しています。
この that は、前の ways を指し示しているだけではなくて、
「that don’t involve a lot of money」という語句を ways につなげる働きもしています。
この that のような、代名詞と接続詞の働きを兼ね備えている語を
関係代名詞 (relative pronoun) と呼びます。
「that don’t involve a lot of money」という語群の中で、
関係代名詞の that は、主語の役割をしているので、「主格」と呼ばれます。
「that don’t involve a lot of money」は、「主語 + 動詞 (主部 + 述部)」を含むので、
「節 (clause)」と呼ばれます。
そして、この関係代名詞節によって説明されている ways を
「先行詞 (antecedent)」と呼びます。
多くの場合、関係代名詞のすぐ前に先行詞があるのですが、
今回取り上げた例のように、関係代名詞と先行詞が離れていることもあります。
(1) の試訳:「あまりお金をかけなくても創造性を発揮する方法はとてもたくさんあります。」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
高校レベルの英文法:教科書よりも原書で No.4 関係代名詞の that
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