高校レベルの英文法:教科書よりも原書で No.15 The 比較級, the 比較級


こんにちは。

こんな英文を見つけました。

(1) The more the planet warms, the more likely we are to experience unpredictable catastrophic changes. (雑誌 TIME)

The + 比較級 (主語+動詞), the + 比較級 (主語+動詞).」という形は、
「比例比較級」と呼ばれることがあり、
「~すればするほど、それだけ~。」をあらわします。

この二つの the は副詞で、文頭の The は「どれだけ」を意味しており、
後ろの the は「その分だけ (それだけ)」を意味しています。
どれだけ、より~になるかに応じて、その分だけ、より~。」となります。

The more the planet warms, の部分を見ていきます。
planet は「恒星 (star) の周りをまわり、その恒星から光を受け取っている星」で、
「惑星」ですが、この the planet は、環境について語るときなどに、
「世界、地球」という意味で使います。

the planet warms で、「地球が暖かくなる」です。
much (とても、大いに) の比較級が more (もっと多く、さらにいっそう) です。

この more の前に The をつけて、文の先頭に置いて、The more で文を始めます。
「The 比較級」の後ろは、「主語+動詞」になるので、
The more the planet warms, になります。

The more the planet warms, は、「地球が暖かくなればなるほど、」という意味です。

次に、後半部分の the more likely we are to experience unpredictable catastrophic changes.を見ていきましょう。
likely は、「~になりそうだ (確実ではないが、じゅうぶんな可能性がある)」の意味で、
「 be likely to + 動詞の原形」で、「~しそうである」をあらわします。

*experience: ~を経験する
*catastrophic: 破滅的な、悲劇的な
   ↑ catastrophe (大きな苦しみや損害をもたらす、予期せぬ出来事) の形容詞形。
*un/predict/able: 予測不能な
   ↑ predict は、pre (前に) + dict (言う) で、「予言する、予測する」です。
     un という接頭辞は、「~ではない」で、否定をあらわします。
able という接尾辞は、「~できる」です。

「われわれは予測不能な悲劇的変化を経験しそうである。」と言うならば、
(2) We are likely to experience unpredictable catastrophic changes. となります。

この (2) を「The + 比較級 (主語+動詞), the + 比較級 (主語+動詞)」の構文の後半に
当てはめてみましょう。

likely の比較級は more likely ですから、コンマの後は「 the more likely 」から始めます。
the more likely の次には、「主語+動詞」の語順ですから、
the more likely we are となり、後に to ~ 以下を続けて、
,the more likely we are to experience unpredictable catastrophic changes. となります。

(1) の試訳:
「地球が暖かくなればなるほど、ますます私たちは予測不能な悲劇的変化を経験しそうである。」

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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