こんにちは。
こんな英文を見つけました。
(1)(……), and he spoke abruptly so as to give the impression of a strength he did not possess.
(Graham Greene / The Tenth Man / Penguin Book 1985 / Page 42)
abruptly は、「(話し方が無礼で不親切で) ぶっきらぼうに」です。
he spoke abruptly で、「ぶっきらぼうに話した。」です。
「so as to + 動詞の原形」は、「~しようと意図して、~する目的で」を意味します。
so as to give the impression of ~ で、「~の印象を与えるために」です。
a strength he did not possess において、
he did not possess という「節」(= 「主部+述部」を含む語群) が、
直前の strength を説明しています。
このような節を「接触節 contact clause」と呼びます。
「接触節」は歴史が古く、かなり昔から頻繁に使われてきた形です。
「接触節」(“he did not possess”) は、直前の名詞 (strength) と密接につながっています。
a strength he did not possess において、
strength と he のあいだに、
つなぎの言葉 (that や which という関係代名詞)が省略されていると言うことはできますが、
「最初から関係代名詞がついていない形」と考える方がいいのかもしれません。
*possess 所有する
strength は strong の名詞形で、
a strength he did not possess は、「彼が所有していなかった力」です。
(1) の太字部分の試訳:
「彼は力がないのだが、力を持っているかのような印象を与えるために、
ぶっきらぼうな口調で話した。」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
高校レベルの英文法:教科書よりも原書で No.12 接触節
grammar